公教育の逆襲!学習塾の取るべき道は?

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2009.5.23に日本青少年育成協会主催による藤原和博氏の基調講演がありました。本文は藤原氏の講演を基に、イラスト化し解釈したものであります。文中、藤原氏の意図することと相違があるかもしれません。

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あまりにも有名な和田中前校長、藤原和博氏。現在は、大阪で教育政策の顧問をされています。もちろん「よのなか科」は知っていますよね。それでは「さだまさし」は・・・。

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日本の学力が落ちているというより、これまでの日本の学習は暗記中心だったために、思考力を伴うPISA型教育での評価はできない。ただし、学力低下も含めた教育の改革が進めば、間違いなく日本は世界各国において上位に復活するのではないでしょうか。

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日本は、先進国最低の教育の公的支出であり、私的負担も合わせても先進国の中で下位グループに位置します。現公教育予算10兆円を17兆円に増やせば、高校生までの授業料無料化、年収500万円以下の家庭の大学生の授業料免除化が可能になります。

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和田中の夜スペはあまりにも有名ですね。その他、和田中では、図書室解放による読書振興、PCスキル向上や情報編集力向上を目指すITC振興のキッズ計画 、土曜日寺子屋や英語アドベンチャーコースの導入により学力振興、部活動の強化によるスポーツ振興 、学校美化、地域交流による文化振興、学校の緑化や芝生整備・管理による緑化振興を図っています。このような和田中の学校改革が、H23までに全国1,800の市町村、あなたの街に広まります。

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現在の学校の教育は、落ちこぼれを出さないために、成績中位以下のレベルに合わせた画一的な指導を行っています。それでも落ちこぼれはなくならないし、成績中上位の生徒たちは物足りなさがあります。また、生徒の学力が授業より高いため、勉強がつまらなくなり、やる気をなくしたり、ドロップアウトする吹きこぼれと言われる生徒も出現しています。

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中間層の成績向上が著しいです。また成績上位者には夜スペを導入することにより、吹きこぼれ対策も施しています。今年初めの英検では、3級を合格したのべ人数は、2年生3年生を合わせて127名に達しました。特に2年生がこの時期に45名も合格していることは、凄いことです。また、高校2年生レベルとなる準2級の合格者が、合計40名もいることも、凄いです。

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学校の鎖国状態を開いて、外からの刺激(教育資源)を受け、利用することにより、教育の質を高めます。アメリカのように、株式会社による学校経営(チャータースクール)の誕生もあるかもしれません。

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成熟社会から成長社会に移行する中で、人に必要とされるものは膨大の情報から編集する力、情報編集力であります。ITの登場により情報は400倍以上に増え、今まさに増え続けています。単純な暗記作業はITにより効率化され、PISA型教育にマンパワーが終結していきます。こちらのサイト13歳のハローワークに藤原氏のインタビュー記事が掲載されています。

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成熟した社会では今の教育は通用しない。なぜなら、今の教育が大量生産大量消費の近代工業社会に合わせたものであるから。だからそのひずみとして今の学校では、いじめ・学級崩壊・不登校問題が出ているのではないだろうか。社会に適していない教育を施しているのだから、ひずみが出て当然である。この点に関しては堺屋太一氏も自著「歴史の使い方」で指摘している。

藤原氏は、「学校よ、今や世界はグローバルな時代、外の世界をみてごらん、素晴らしい21世紀の教育がはじまっているよ」と黒船からメッセージを飛ばしている。明治維新には多くの藩士がのろしを上げ、改革を推進した。歴史に顧みれば、この結末は・・・。学習塾は・・・、その時歴史が動く(笑)。

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