2020年までにICT環境の整備により未来の教育を実現を目指すプラットフォーム協議会「ICT CONNECT 21~みらいのまなび共創会議~」発足

dentsu

http://dentsu-ho.com/articles/2169

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ICT CONNECT 21(みらいのまなび共創会議)が設立、電子教材コンテンツなどの流通を促進

近未来教育フォーラム開催、「革命」が進行する米国・韓国の最新事例を紹介

2012年10月29日、「近未来教育フォーラム2012」が東京都内で開催された。テーマは「オープンエデュケーション」で、特にこの分野で先行する米国や韓国の事例が多数紹介された。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20121029/433482/?ST=management

東京大学、忘却がもたらす驚くべき効果

―軽微な忘却は、運動指令を最適化することを理論的に証明―

http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_240629_j.html

学習サービスの規格「ISO29990」

みずほ総研コンサルティングニュース2011.5に、「ISO29990」(学習サービスの規格)が紹介されている。

2010年に発行されたISO29990は、“非公式教育・訓練のための学習サービス”を対象としたマネジメントシステム規格。対象となりうる事業者は、学習塾や予備校、語学教室、研修企業、生涯学習教室、スポーツや料理教室など、多岐に及ぶ。

認証取得のメリットとして、学習サービスの品質向上と継続的改善、受講者・参加者からの信頼度向上、競合他社との差別化などを上げている。

ITは黒船か。新しい教育の夜明け

月刊『私塾界』2010年5月号Business World Frontierより一部抜粋



ITの進化が、教育に大きく寄与する時代に差し掛かったと言えるだろう。映像授業・教材、電子黒板等、ITと教育の組み合わせは日に日に増しており、インフラの発達がそれを可能にした。

インターネットが普及し始めた一九九五年頃は、回線スピードはせいぜい二八.八kbpsだった。現在の接続速度は一〇〇Mbps(*)に達しており、なんとその速度は一九九五年の三,000倍以上になる。それに応じて得られる情報量も二次曲線的に上昇している(下図)。



また、ITの進化はその勢いは留まることなく、次々と新たな技術革新が起きている。一例をあげると、インターネット上にグローバルに拡散した情報を基に利用したクラウドコンピューティング、ライフキャスティングやビデオストリーミングのプラットフォームを提供するUstream(ユーストリーム)、一四〇文字以内の短文を投稿する新しいコミュニケーションツールTwitter(ツイッター)などが現在のトレンドだ。 

このような中、子供達においても物心付いた頃からデジタルに囲まれて育ってきている。そんな子供達は、器用にデジタル機器を使いこなすし(使いこなせないのはアナログ世代の難民たち?)、それが当たり前になってきている。 

慶應義塾大学環境情報学部の村井純教授は、日本のネット環境の大きな特徴として三つを上げている。一つは携帯電話のインターネット機能がこれだけ発展している国はほかにないということ。もう一つは、家庭でのパソコンとブロードバンドの普及率が著しいということ。子どもたちは学校からでも家からでも、ネット環境に入っていくことができる。三つ目は子どもたちの使いこなし力。日本の子どもがIT機器を使いこなす感度は、非常に優れていると言える。


ITの進化は、新しい分野の学習も創造した。そのひとつがエデュテインメントである。エデュテイメント(Edutainment)とは、教育(Education)と娯楽(Entertainment)を組み合わせた造語であり、学習を楽しく学ぶものである。iPhoneや任天堂DSのような携帯端末なら、「いつでも」「どこでも」手軽に勉強することができる。

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もう勉強方法はひとつだけではない。もはやテキストとノートだけで勉強するのは時代遅れになっているのかもしれない。IT機器を使いこなすことは、学習の幅を広げ、学習に対する興味を喚起し、学力向上につなげる可能性を示唆している。

間違いなく、今後、教育とITの組み合わせは増えていくだろう。だからゲーム機やデジタル機器を頭ごなしに否定するのではなく、どのようにすれば子供とデジタル機器が共存できるのかを、考えなくてはならない時に差し掛かっている。

そのためには、現場の人間がその良さをいかに理解し、扱えるかが問題になってくる。そう、ある程度のITリテラシーを要されるのだ。しかし、今、現場にいる多くの人間が、デジタル・ネイティブではないアナログ世代である。この辺の教育体制の構築が、我が国の教育におけるIT普及の大きな鍵になってくるのではないだろうか。

(*)1Mbpsは=1000kbp

”100ドルPC”XOが世界の教育を変える!

記事はINSIGHT NOW!掲載を加筆・修正
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国連開発計画(UNDP)によると、世界には教育が満足に受けられない子供達が、初等教育レベルで1億3,000万人、中等教育レベルで2億7,500万人いる。そこには、貧困、戦争、家庭環境など様々な要因がある。そのような中、NPO法人OLPC(One Laptop per Child )は、世界中の特に開発途上国の子供たちに、教育の機会を与えようと活動している。
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子供用ノートパソコン「XO」の普及活動は、単なるノートパソコンの配布に留まらず、世界の子供たちに教育の機会を与えている。「XO」は100ドルPCとも言われ、低コストで前例のない高性能・低消費電力設計されており、革新的なコンセプトの製品に仕上がっている。遠隔地や農村部に対応すべき、ハンドルモーターを搭載している。また、35ヵ国に配布され25の言語に対応し、既に130万人以上の子供達の手に渡っている。
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ITmediaによると、「XO」のスペックと今後の進化は以下の通り。
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2010年1月に、「XO 1.5」をリリース。基本デザインは現行XOと同じで、CPUを米AMD製から台湾のVIA Technologies製に変更し、スピードが2倍に、DRAMメモリとフラッシュメモリがそれぞれ4倍になる。搭載OSはLinuxとWindowsから選択できる。価格は約200ドルになる予定だ。
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2011年初旬には英ARM性プロセッサ搭載の「XO 1.75」をリリースする。基本デザインは変わらないが、ゴムによる緩衝仕様になり、タッチパネルを採用する。スピードは2倍に、消費電力は4分の1になるという。価格は約150ドル。
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2012年には、まったく新しいデザインの「XO 3.0」を計画している。プラスティック製のタブレット型で、2008年5月に発表した見開き仕様のタブレット「XO 2.0」は中止し、その代わりに開発する。価格は100ドルを目指している。
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低価格もさることながら、このスタイリッシュなデザインを見て欲しい(下図)。実に楽しい。先日、発表された米アップルの「iPad」にどことなく似ているが、開発はこちらの方が先だし、見方によっては、「XO」の方が優れたデザインかもしれない。また、タッチパネルを搭載していることから、学習とも親和性が高そうだ。
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実際に教育を受けるには、学習する場と本人のモチベーションが必要である。「XO」は、これらに対して見事に答えてくれる。ハンドルモーターを搭載しているから、電力は不要。だから、家でも外でもどこでも学びの場に変わる。また、このユニークで斬新なデザイン、タッチパネルによるダイレクトな操作感、エデュテインメントをベースにしたソフトなど、思わず「勉強したい!」を唸ってしまいそうだ。子供一人ひとりに「XO」が配られれば、いつでもどこでも学習することができる。まさにユビキタス・エデュケーションである。
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今後の課題として、NPOが母体ゆえにコストの問題は悩ましいところだ。現在、先進国の消費者が1台買うと、もう1台が発展途上国の子供に寄与されるなど、試行錯誤している段階である。また、2008年からは流通大手AMAZONなどの協力により、より広範囲な国々への通信販売が可能となった。残念ながら、日本はその対象に入ってない。
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世界中の教育難民の子供たちにXOを普及できれば、世界の教育を変えるきっかけになるかもしれない。XOはお金をかけなくても、勉強ができるひとつのモデルケースになる可能性を秘めている。
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ちなみのこのXO、個人でも購入できる。学習塾や学校での導入を考えてもおもしろい。iPadより低コストで運用できるのが強みだ。
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引用

iPadは教科書になれるか?

米Appleが1月27日(現地時間)、タブレット型デバイス「iPad」を発表した。ちょうど、、「iPhone」(スマートフォン)と「MacBook」(ノートPC)の中間に位置する製品になる。主な利用分野は、ウェブの閲覧、メール、写真の共有、ビデオの再生、ゲーム、デジタル書籍などだ。現在iPhoneで作動するアプリはすべてiPadで作動し、加えて、新しいゲームとデジタル書籍「ibooks」の機能が付加された。

iPadのステージ上のデモでは、Appleはデジタル書籍リーダーの能力の紹介に力を入れていた。iPadにはiBooksと呼ばれる新しいアプリが用意されており、、コンテンツのチャンネルとしてはiBooksストアがオープンする。Appleは5社の大手出版社と提携し、iBooksストアから販売する。Jobsは「Amazonはこの分野でパイオニアとして偉大な業績をあげた。われわれはその肩の上に立ってさらに先に進む〔アイザック・ニュートンの言葉の引用〕」とJobsは述べた。iBooksは電子出版の標準規格のひとつ、ePubフォーマットをサポートする。指でページをめくることができ、写真、ビデオなどをエンベッドすることができる。最初に提供される電子書籍の価格は$14.99となるという(TechCrunch 2010.1.28AppleがiPadを発表 引用)。

また、米Wall Street Journalの「Textbook Firms Ink E-Deals For iPad」によれば、電子機器向けの教育コンテンツのノウハウを持つ米ScrollMotionが、複数の大手教科書出版社との提携で教科書の電子化を進めているという。具体的には教科書アプリケーションの開発のほか、テストの予習、学習ガイドなど、iPadのようなデバイス向けにアプリやコンテンツを用意するというもの(マイコミジャーナル iPad向け電子教科書コンテンツ制作プロジェクトが水面下で進行中)。

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Apple’s Tablet, as Imagined by Book Publisher(クリックすると動画スタート)

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元々、アップルはMacintosh(マッキントッシュ)を販売している頃から、教育へは熱心だった。歴代のMacintoshの多くは、学校に導入されていたし、学生時代にアップルのノートを、手にした人も多いのではないだろうか。実際、アメリカにおいてアップル所有率は伸びている(下図)。だから、ipadの性能とその可能性を考えれば、教育市場への参入はなんら不思議がない。お隣韓国でも、教科書の電子化の動きが出ている。それでは、日本での教育市場展開は、ありえるのだろうか。あるとしたら、その最有力候補がソフトバンクによる参入だ。

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カリフォルニア大学デービス校(UC Davis)で、Mac所有者率の推移 出所:MacRumors

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2010年2月9日の日本工業新聞によると、

「昨年のクリスマスイブに、ミニブログ『ツイッター』を始めた」と笑顔をみせるのは、ソフトバンク社長の孫正義さん。約2万人の社員にもツイッターの利用を勧めているという。同社は今年創業30年を迎えた。今後の30年を見据え、孫さんがつぶやいた内容は“30年後の教育はどうあるべきか”。「お金をかけず、累計1,000件の英知が集まった」と感慨深げだ。代表的な意見は「情報通信の活用」だったが、最も感銘を受けたのは「“感動を伝える”というつぶやき」。実現のためにも、動画や音声で学べる「電子教科書」の導入を強く訴える。

ITの進化が、教育に大きく寄与する時代に、差し掛かったと言えるだろう。映像授業・教材、電子黒板等、ITと教育の組み合わせは、勢い付くばかりだ。今後の課題となってくるのが、現場の人間がその良さをいかに理解して扱えるかだ。それには、ある程度のITリテラシーを要される。しかし、今、現場にいるほとんどの人間が、デジタル・ネイティブではない。この辺の教育体制の構築が、我が国の教育にけるIT普及の大きな鍵になるのではないだろうか。

次世代教育のお道具箱vol.1

次世代の教育に使えるかもしれなネタ(?)集です。もしかしたら、今後の教育を変えるかもしれません。

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次世代型映像授業に

遠隔会議は“等身大”へ――現実と同じサイズで投影、内田洋行のWeb会議システム

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タブレットを使った未来の教科書

Dreaming Up Textbooks on an Apple Tablet

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教育は未来への投資

【日本の未来を考える】東京大・大学院教授 伊藤元重 高等教育への“仕打ち”

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学習塾も在宅で可能な時代に

100%オンライン「ビジネス・ブレークスルー大学」認可 10年4月開学へ

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教科書参考書もデジタルの時代に

Amazon、Kindle向け電子書籍販売がリアル書籍を超えたと発表____________________________________________________________

移民もビジネスチャンスに

日本を集中指導、2011年度から外国人の子に教室 市教委(愛知)

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電子辞書

動画で学べる電子辞書、予備校の授業も シャープ、高校生向けに

【コンサルティング・レポート】映像授業導入の注意点

次世代(W480)

ここ数年、集団学習塾は個別指導部門を立ち上げた。また、フランチャイズで個別指導塾を起業する人も多い。そんな個別指導教室に、映像教材を組み合わせた教室運営形式が、ブレイクしそうな兆しがある。先月今月と私のところにくる質問の多くが、来春に向けた映像教材のセレクトについてである。

しかし、映像授業を取り入れても、なかなか集客に結び付かないケースもあるようだ。導入に関しての注意点をレポートする。

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映像授業は教材である

決して、映像授業に生徒を預けぱっなしにしてはならない。映像授業の内容が、素晴らしいほど気をつけるべし。本来、授業というものは、先生と生徒のコミュニケーションにより成立するものだ(通常授業でも、一方通行の授業も多くみられるが・・・)。しかし、映像授業には肝心のコミュニケーションがない。だから現時点での映像授業は、解説付き教材として捉えるべきである。

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どこにコミュニケーションを挟むか

それでは、いったいどこにコミュニケーションを入れたらいいのか。授業の開始前?途中?それとも終了後?残念ながら、どれも現実的な出ない。授業前後ではせいぜいあいさつ程度しかできないし、映像授業は途中で切ることはできない。これは、最低週1回、通常の授業を組むことである程度は解決できる。その際、講師の選定は慎重に。言うまでもなく、生徒が一番心開いている講師を当てなければならない。

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どこの映像授業がよいか

非常に多い質問である。かなり研究熱心で、私なんかより映像授業をよく知っている。しかし、映像授業の選定には熱心だが、肝心の集客方法、活用方法に関してはかなり曖昧な方が多い。導入後のプランニングをきちんとしていないと、思うように生徒は集客できないと、断言できる。

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映像授業を導入したのに生徒が増えない!

映像授業を導入したにも関わらず、積極的に活用できている塾は数少ない。失敗ケースのほとんどが、導入後、生徒獲得に向けて全力で取りかかっていないことがあげられる。導入した塾側は映像授業のよさがよくわかっているが、消費者である保護者や生徒はよくわからないのが本音だ。内部生に対しては1ヶ月間体験させてみる、外部生に対しては説明会を開くなど、しつこいぐらいやらないと認知しない。まして良さが伝わるはずがない。

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通常授業と映像授業のグランドデザインを!

自教室内で、通常授業と映像授業の流れを作れるかが、成功への大きな鍵である。アナログとデジタルの融合した、ハイブリット授業の完成をである。今まで学習塾業界は、英会話、PCスクール、幼児教室など様々なコンテンツを導入してきたが、大きく成功した事例は記憶にない。なぜなら、それらをシナジーに結び付けるデザインが、施されなかったからである。

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ITの進化が、ことごとく様々なビジネスに浸透してきたことを考えれば、今後、映像授業の導入は加速度的に増すだろう。コンテンツに差異化がないのなら、差別化できるのはソフトの部分である教室のサポートしかない。映像授業がどの塾にも普及する前に、是非、構築しておきたい部分である。

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来春に向けて映像授業をお考えのお方は、どうぞお気軽にご連絡をください。

kon_sult@ybb.ne.jp