第2回 教育ITソリューションEXPO (EDIX エディックス)開催

昨日から始まったEDIX。今回の出展社数は550。最新IT技術を使った様々な教育コンテンツが展示されている。出展企業の中からいくつかご紹介したい。

シャープは以前から、ニンテンドーDSを使ったeラーニングサービスを学校に提供していたが、電子書籍端末GALAPAGOSによる電子教科書のデモンストレーションをしていた。さすがに専用端末ということでコンテンツの出来栄えもさることながら、実際の教室を想定し、先生様のPCに生徒用のGALAPAGOSの状態をモニタリングできるようになっていた。残念ながら、授業中の居眠りはできなくつつあるようだ。

城南進学研究社は、小中学生向けWEB学習教材「城南マナビックス」を使った教室運営を紹介。マナビックスを使えば、教科指導力や集客力のアップ、また講師人件費の削減も期待できる。無論、同社の個別指導塾「城南コベッツ」と親和性は高い。

教育サービス事業者向けに、ISO29990を提供するのはコンサルタント会社のバルク。ISO29990は、学習サービス事業者を対象とした世界初の国際規格で、学習サービスの品質向上や経営・運用方針の明確化、受講者・学習者の信頼度の向上などを目指す。

ベリタスアカデミーは、iPadやiPhoneなどを使い、高校生向けの映像教材を配信。デジタル・ナレッジは、学習端末StudyPadを使いeラーニングシステムと連携。2社ともタブレット型端末を使うことで、ユビキタス・ラーニングを実現している。もはや勉強する場は、どこでもよい?

エムプランニング情報システムは、デジタル採点や教室運営システムをデモンストレーション。これらのシステムを使えば、成績などの一元管理や事務の大幅軽減ができる。同様のシステムは、多くの会社でも展示していた。

おもしろどころでは、3Dプリンター(190万円から!)や、植物の成長や動物の生態を連続撮影できるデジタルカメラの展示があった。これらは創意工夫次第で、理科実験室や自然体験教室で活用できそうだ。

カテゴリー: デジタル. Leave a Comment »