栄光、学童併設型塾を展開

栄光は、ウィズダムアカデミー(東京豊島区)及び株式会社増進会出版社(静岡県長泉町)との間で、共同で学童併設型塾や習い事を提供する合弁会社を設立する。

新会社ソーシャルシェアリングサービスの出資比率は、栄光55%、増進会40%、ウィズダム5%。ウィズダムは、小学校低学年から高学年を対象とした送迎付き、習い事付き民間学童保育事業を展開しており、今回、この3社が連携することによって、合弁会社が運営する教育複合施設に3社の教育コンテンツ・ノウハウを結集し、幼児から社会人までを対象に良質な教育サービスを揃え、あらゆるニーズに応える「学びの空間」の創出を目指す。

平成24年4月に、東京都渋谷区恵比寿に第1号施設を開設、今後3年間で10店舗ほどの新規開設を予定。山手線内(文京、新宿)、 城南(自由が丘、成城学園前)、川崎、横浜、埼玉、千葉エリア等が、開設予定候補地としてあがっている。

SAPIXの「ピグマキッズ」、個別指導FC大手の明光ネットワークジャパンの「明光キッズ」、同拓人「キッズデュオ」など、塾から民間学童への参入が相次いでいる。少子化により縮小する既存市場に対応すべき、各社、市場の開拓を進めている。

栄光は、平成22年秋には「シェーン英会話」関連企業を子会社化している。その他、科学実験教室や子供向けのカルチャースクールなど、塾周辺領域市場へ精力的に進出している。

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