【子供関連銘柄株価】城南、ピジョン年初来高値。迷走続く子ども手当はどこへ

7月の東京株式市場において、日経平均株価は震災後高値を更新し1万円台に回復した。22日の日経平均は前日比122円高の10,132円で、1ヶ月前(6月24日)と比べて453円高だった。子供銘柄の平均株価は1,910円で、1ヶ月前(6月24日)と比べて101円高だった。

7月の子供関連銘柄株は、ほとんどの銘柄で値上がった。主な銘柄では、秀英予備校が346円(前月比48円)、学究社が665円(前月比60円)、スタジオアリスが1,244円(前月比226円)、ピジョンが2,892円(前月比292)、セントラルスポーツが994円(前月比89円)だった。一方、サンリオが3,000円(前月比▲145円)で値下がった。城南とピジョンは、年初来高値を更新。ピジョンは、アジアにおける拡販計画が評価された。

(前月比は全て6月24日対比)

子ども手当の修正を巡り、政局に相変わらず混乱が生じている。所得制限に反対だった民主党が大幅譲歩し、世帯主の手取り1,000万円以上で支給に所得制限を設け、子供1人当たり一律9,000円に減額する案を示した。また、菅総理が「方向性は間違っていないが、財源の見通しが甘かった。国民に謝罪したい」と発言。広げるに広げた大風呂敷マニフェストは、今ではその方向性もぶれ始め、いよいよ実現不可能な領域に突入したもようだ。

 

 

【子供関連銘柄】

(教育)

成学社、市進ホールディングス、明光ネットワークジャパン、秀英予備校、クリップコーポレーション、リソー教育、早稲田アカデミー、城南進学研究社、京進、東京個別指導学院、アップ、ウィザス、ワオ・コーポレーション、ナガセ、進学会、学究社、昴、栄光、ステップ、学研ホールディングス、ベネッセホールディングス、幼児活動研究会、ルネサンス、セントラルスポーツ

(おもちゃ)

ブロッコリー、ハピネット、エスケイジャパン、バンダイナムコホールディングス、ウィズ、セガサミー、ピープル、タカラトミー、サンリオ

(写真)

スタジオアリス、キタムラ、プラザクリエイト

(子供用品)

グンゼ、西松屋チェーン、ピジョン

(参照:SBI Finance)

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